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カードローンの利用履歴があると住宅ローン審査で不利になるのか?

まことしやかにささやかれている話としてキャッシングやカードローンの利用履歴があると住宅ローンを借りる時の審査で不利になるというものがあります。これはどこまでが本当の話で実際にどんな影響があるのでしょうか?

2015年7月24日

金融機関はカードローンの残高や利用履歴をチェックする

少し古いデータですが、国土交通省が2011年に行った全国1256金融機関を対象に実施した「民間住宅ローンの実態に関する調査」によると全体の90%を超える金融機関がカードローンの利用履歴に関する調査(チェック)を行っていると回答しています。

内容としてはカードローンの残高や返済履歴を中心に見ているようです。

こうしたことからわかるものとして、住宅ローンの審査に出す段階でカードローン・キャッシングの残高があるのは当然悪影響を与えることになるでしょう。
また、返済履歴も見ているわけですから、住宅ローンの審査に出す直前で一括返済したような場合ももしかしたら悪い影響があるかもしれません。

 

銀行は住宅ローン審査の際にどんな情報がわかるのか?

個人信用情報機関に寄せられている情報については自分でも開示請求が可能です。開示のやり方については「個人信用情報機関の持つ個人情報の読み方。CICに開示請求してみよう。」を参考にしてみてください。
この開示した内容が銀行にわかると思って差し使えありません。

カードローンやキャッシングの残高・履歴としては

・契約金額
・残債額
・返済状況
・経過状況

などがわかります。なお、完済しても5年は完済したという記録が残ります。
また、契約内容が「包括契約」の場合はずっと記録は残ります。繰り返し利用できるカードローンやキャッシングなどは包括契約となっています。返済が終了しても、こちらから解約を申し出ない限りは記録からは消えません。

 

住宅ローンを近々で利用予定ならカードローンは早めに完済しておこう

まずは、今後1年ないし2年以内に住宅ローンを利用する予定がある、住宅購入の希望があるというのであれば、カードローンは早めに完済しておくのがベターです。記録が残るとはいっても1年前、2年前に完済されているというのであれば住宅ローン審査に悪影響といえるほど影響は与えないはずです。

一方で、住宅ローンの審査のぎりぎり前に完済したというケースは、銀行側から見てもわかるわけですから、あまり好ましいとは言えないかもしれません。

 

カードローン(ローンカード)を持っているだけでもダメって聞いたけど?

その一方で、ローンカードをは持っているけど使っていないという場合にはあまり悪影響はないと考えられます。ただし、カードローンとしての融資枠については「潜在的な債務」として考えられますので、枠の大きなカードローンをもっているとその分、利用可能な住宅ローンの借入枠が小さくなる恐れがあります。

高額な住宅ローンの借り入れを検討している場合は事前に解約しておく方がよさそうです。

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