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余裕があるときは繰上返済をする
繰上返済とは、本来の返済額よりも多い金額を「くりあげて」返済するというものです。住宅ローンなどの高額ローンでは利息負担を減らすためにかなり積極的に行われる返済ですが、キャッシングでももちろん、繰上返済は可能です。ちなみに、「臨時返済」「一部繰上返済」と呼ぶ場合もあります。
繰上返済・臨時返済で利息負担を大幅減
キャッシングやカードローンの返済は、通常毎月定額を返済していく形になるわけですが、繰上返済や臨時返済というのは、通常の返済に加えて、余計に返済をするというものです。
これは、利息負担という観点からはかなり大きな影響を与えます。
たとえば、50万円の借入をおこなって、それを毎月5万円ずつの10回で返済する計画。金利は年15%で元金均等返済方式で返済するとした場合の考えていきます。この場合、下記の表のような返済をすることになります。(繰上返済・臨時返済なし)
| 返済回数 | 返済元本 | 金利 | 残債 |
| 1ヶ月目 | 50,000円 | 6250円 | 45万円 |
| 2ヶ月目 | 50,000円 | 5625円 | 40万円 |
| 3ヶ月目 | 50,000円 | 5000円 | 35万円 |
| 4ヶ月目 | 50,000円 | 4375円 | 30万円 |
| 5ヶ月目 | 50,000円 | 3750円 | 25万円 |
| 6ヶ月目 | 50,000円 | 3125円 | 20万円 |
| 7ヶ月目 | 50,000円 | 2500円 | 15万円 |
| 8ヶ月目 | 50,000円 | 1875円 | 10万円 |
| 9ヶ月目 | 50,000円 | 1250円 | 5万円 |
| 10ヶ月目 | 50,000円 | 625円 | 0万円 |
| 合計 | 60万円 | 34375円 |
上記のケースで仮に、3ヶ月目に余裕があって10万円を繰上返済(臨時返済)した場合を考えます。(期間短縮型とする)
| 返済回数 | 返済元本 | 金利 | 残債 |
| 1ヶ月目 | 50,000円 | 6250円 | 45万円 |
| 2ヶ月目 | 50,000円 | 5625円 | 40万円 |
| 3ヶ月目 | 50,000円+100,000円 | 5000円 | 25万円 |
| 4ヶ月目 | 50,000円 | 3125円 | 20万円 |
| 5ヶ月目 | 50,000円 | 2500円 | 15万円 |
| 6ヶ月目 | 50,000円 | 1875円 | 10万円 |
| 7ヶ月目 | 50,000円 | 1250円 | 5万円 |
| 8ヶ月目 | 50,000円 | 625円 | 0万円 |
| 合計 | 60万円 | 26250円 |
すると上記のようになり、繰上返済をしたことにより本来支払うべきだった利息と比べて「8125円」も節約することができるわけです。
余裕があれば繰上返済・臨時返済を積極的に行っていきたいところです。
繰上返済・臨時返済の注意点
繰上返済や臨時返済を行う際の注意点は「決して無理をしないこと」です。キャッシングやカードローンの繰り上げ返済は、あくまでも臨時の返済であって、それが翌月以後の返済に影響を与えることはありません(利息は少なくなりますが)。
つまり、今月沢山返済したから、来月は返済しなくてもいいということにはならないのです。上記の例を見ていただくと分かる通り、3ヶ月目に10万円の繰上返済をしても翌月には通常と同じ5万円の返済をする必要があるのです。(もっとも、先に支払っている分、残りの2カ月分の返済はなくなる形になります)
借入前に確認したい3つのこと
キャッシングやカードローンは、急な支出に対応できる一方で、返済期間が長くなるほど利息負担が増えます。申込前に、必要額・返済日・毎月返せる上限を確認しておきましょう。
- 借入額は必要最小限にする
- 返済総額と毎月の返済額を確認する
- 返済が苦しい場合は追加借入の前に相談窓口を確認する
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